ジンベエザメのはこびかた
漁師の網にかかったジンベエザメの子どもを
水族館まで運ぶ過程を詳しく描いた写真絵本。
野生動物の多くは搬送中に死亡してしまうことが多いうえ、
大型動物の搬送には莫大な費用がかかるため失敗が許されない
(この絵本には、この大人の事情は書かれていません)。
どんな風にジンベエザメを運ぶのか、密着ドキュメント形式で詳細に追ってあり、
とてもリアルに知ることができます。
私たちが水族館でいろんな生物を観察できるのも関係者の努力のおかげ。
あんな狭い水槽に閉じ込められて可哀そうという意見もあるけれど、
私は感謝の方が多いかなぁ。非常に難しい問題だけれど・・・。
イルカショーは、回を重ねるごとにイルカの疲労感が増していくので
やや抵抗がありますが・・・。
子どもたちとは野生動物とビジネスの話なども赤裸々にして
いろいろな事を話し合っています。
ジェドおじさんはとこやさん
黒人というだけで様々な差別を受けていた時代に
自分の夢を持ち続け、それを叶えたジェドおじさんのお話。
どんな試練にもくじけない、前向きな姿に勇気をもらえます。
夢を叶えたおじさんの幸せそうな様子にほっこり。
重厚で美しい絵は見ごたえたっぷりです。
高学年への読み聞かせリストに追加決定~!
もものき なしのき プラムのき
もものきなしのきプラムのき (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
三匹のクマやシンデレラなど、おなじみの童話や絵本の主人公たちを探す隠し絵絵本。
ふんわりと明るい絵がすごっくステキで、ページをめくるたびにワクワク!
まだ読んだことのない主人公たちの絵本も読んでみたくなります。
私がはじめてこの本に出合ったのは英語版。
英語版は小さめのボードブックなので乳児さんにはコチラをオススメします。
リズムのいいやさしい英語は、英語絵本・読み聞かせ入門にピッタリ。
きっと、"I Spy" に夢中になりますよ!
Each Peach Pear Plum board book