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さよなら、田中さん

さよなら、田中さん

さよなら、田中さん

知り合いの薦めで何も知らずに手にした本。

主人公は貧しい母子家庭で育つ小学校6年生の女の子。

貧困の中でも生きることを目一杯楽しんでいる母子の明るさと逞しさがとにかく面白い!

中流家庭との格差がしっかりと、ものすごくリアルに描かれているのに、嫌味や刺が全くなくて逆に切ない…。

読み終えて著者のプロフィールを見たら、な、なんと! 息子と同じ2003年生まれ! 執筆同時は中学2年生!! 

これからが楽しみな作家さんです。

覚えておこう!

 

 

 

23分間の奇跡

23分間の奇跡 (集英社文庫)

23分間の奇跡 (集英社文庫)

さいたま市の全公立学校で「医療従事者への感謝の拍手実施」というニュースをみて、頭に浮かんだ本。

以前紹介した記事です。

mametsubu-ehon.hatenablog.com

医療従事者へ感謝することはもちろん素晴らしいし、コロナと戦う医療従事者への不条理な偏見や差別が是正されたらいいなぁと思ったりもするけれど、あらゆるどんな感情表現も「日時と方法を指定されて一斉に表現させられる」ことには違和感しかない。

今日、感謝の拍手をした子ども達は、自分が誰に対して何を感謝しているのか、なぜ拍手しているのか、しっかり理解していたのかなぁ。

何に感謝しているのかわからないまま、言われるがままに拍手するような子どもを作り出すことにならないかなぁ。

ちょっと心配になるニュースでした。

news.yahoo.co.jp

スモーキーナイト ジャスミンはけむりのなかで

 

スモーキーナイト―ジャスミンはけむりのなかで (海外秀作絵本)

 

mametsubu-ehon.hatenablog.com

以前紹介した絵本です。

昨年、6年生への多様性のブックトークでも紹介しました。

あのとき、この絵本を読んでくれた子たちは、きっと今、「また同じ事が起こっている!」と気づいてくれているかな・・・?

 

なぜ、同じことが繰り返されるのか。

とても易しい言葉でわかりやすく書かれた記事。

note.com