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じーん・・・

魔法の夜

魔法の夜 (講談社の翻訳絵本) フランスの歌手ドミニク・マルシャンが20歳の時に作った歌を絵本化した作品。 クリスマスの夜に孤独で貧しい老人に起きた素晴らしい出来事。 魔法が使える犬に老人がただひとつ、願ったことは・・・。 優しいタッチの絵と心が…

この世界いっぱい

この世界いっぱい 大きめサイズの見開きいっぱいに描かれた絵が本当に素晴らしい絵本。 豊かな自然と大切な人たちがこの世界にいっぱい! ページをめくるたびにいろんなことを感じさせてくれます。 残念ながら日本語訳が私にはしっくりこなかったので、この…

明日もいっしょにおきようね-捨て猫、でかおのはなし

明日もいっしょにおきようね─捨て猫、でかおのはなし 岐阜県の保健所で実際にあった本当のお話。 ウソみたいな奇跡がでかおに起きた! でも、こんな奇跡が起きる事が問題なんだ。 そして、同じ運命になったほとんどのペットには、この奇跡は起きないんだ。 …

水曜日の本屋さん

水曜日の本屋さん 学校がお休みの水曜日に本屋で出会うおじいさんと女の子のお話し。 静かなストーリーと絵が、異世代の交流を温かく描き、 女の子の優しい気持ちがじわーっと伝わります。 二人を見守る本屋さんもとってもステキです。

火曜日のごちそうはヒキガエル

火曜日のごちそうはヒキガエル―ヒキガエルとんだ大冒険〈1〉 (児童図書館・文学の部屋) 冬眠を中断して真冬の森へ飛び出したヒキガエル。 ミミズクに捕まってしまい、命のカウントダウンがスタート! ハラハラ・ドキドキの展開と楽しいティータイムのコント…

みずうみにきえた村

みずうみにきえた村 少女が幼少期を過ごした美しい村がダムの底に沈められてしまうお話し。 少女の視点から淡々と語られるストーリーとバーバラ・クーニーさんの優しい絵が、消えた村の素晴らしさを引き立てます。 いろんな想像力をかき立てるラストが本当に…

ロベルトのてがみ

ロベルトのてがみ 今からちょうど50年前に出版されたマリー・ホール・エッツ氏の絵本。 メキシコからアメリカへ移り住んできた家族の様々な葛藤が描かれています。 英語がわからなくて怒られてばかりのロベルトが、 言葉を習得した時の喜びに胸が熱くなり…

イヌのヒロシ

イヌのヒロシ (おはなしランド くじらの部屋) お人好しで穏やかなイヌのヒロシが語る短編集。 ヒロシはいろんなものの声が聞こえ、会話ができます。 身近なものから壮大なものまで、そのバリエーションがすごい! もしかしたら、うちのワンコもこんな経験を…

さみしかった本

さみしかった本 やわらかい優しい絵と心温まるストーリーがとってもステキな絵本。 本好きさんなら、主人公の気持ちが、すごくよくわかりそう。 お家で静かに読んでほしい絵本です。 ***娘(小4)の紹介文*** ある日、図書館に新しい本が入荷されまし…

ちいさなつきがらす

ちいさな つきがらす (講談社の翻訳絵本) 体が小さいだけで仲間はずれ。 からかいついでに言った冗談。 いじめた方は何も覚えていない。 子ども同士のイジメをリアルに描いた絵本。 谷川俊太郎さんの訳が重くなりすぎず、絶妙。 絵の構図が素晴らしく、遠く…

かかし

かかし 家族を亡くし、ど田舎に一人で暮らすおじいさん。 自分の作ったかかしに語りかけているうちに、暮らしがどんどん変わっていくお話し。 美しい自然とおじいさんの心の変化がピーターシスさんの絵で素晴らしく表現されています。 擬人化された大切なも…

オーパルひとりぼっち

オーパルひとりぼっち 原作者本人が5歳から6歳のころに書いていた日記をもとにつくられた絵本。 この日記を年中~年長の少女が書いていたということにまずビックリ。 両親を亡くしひとりぼっちになっても、殻に閉じこもっているのではなく、 動物たちや草…

宇宙のかけら

宇宙のかけら (ブルーバックスピース) かなーり専門的な宇宙の知識が、素敵な版画絵とやさしい解説ですごくわかりやすく書かれた本。 解ったような、解らないような…だった宇宙の知識がきちんと頭に入ってきます。 そして、最終章では涙が…。 これは、ヤバイ…

なきむしこぞう

なきむしこぞう 持ち主の男の子の扱いに腹を立て、家出をした3匹のぬいぐるみのお話しです。 離れてみて初めて気づく、男の子の愛と楽しかったたくさんの思い出にじーん。 ぬいぐるみを失って嘆き悲しむ男の子のカワイイこと!! 酒井駒子さんの絵が切なさ…

チェロの木

チェロの木 長い長い年月をかけて育った木。 その木から作り出されたチェロという楽器。 その楽器を作る人。大切に奏で続ける人。 ゆったりとした大きな時の流れを感じるストーリーと いせひでこ さんの素晴らしい絵に震える。

たからもの

たからもの シュルヴィッツ氏らしい、静かで落ち着いた絵がすごく印象に残る絵本。 灯台下暗し。でも、人生に無駄なことなんて一つもない。 夢を信じる人と夢を信じた人を笑う人。いろいろと深い・・・。 長い長い旅をするおじいさんの柔らかな表情がステキ…

ジェドおじさんはとこやさん

ジェドおじさんはとこやさん 黒人というだけで様々な差別を受けていた時代に 自分の夢を持ち続け、それを叶えたジェドおじさんのお話。 どんな試練にもくじけない、前向きな姿に勇気をもらえます。 夢を叶えたおじさんの幸せそうな様子にほっこり。 重厚で美…

名前のない人

名前のない人 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集) 急行「北極号」で有名なクリス・ヴァン・オールズバーグ氏の作品。 光と色彩が美しい、映画みたいな絵本です。 ミステリアスな展開と何とも言えない読後の余韻。 いいわー。好きだわー。

博士の愛した数式

博士の愛した数式 (新潮文庫) ちょうど1年前、中学受験を終えた息子が小学校卒業の頃に読んでいた本。 私も再読。やっぱりすっごく面白い! レシートや車のナンバーなんかに興味を示す子は夢中で読んじゃいそう。 数式は美しく、数字ってあったかい。 数学が…

じゃがいも畑

じゃがいも畑 レトロでお洒落な表紙からは予想していなかった シビアな現実に目を向けさせられる絵本です。 貧しい母子家庭のお腹を空かせた子どもたちが、 お母さんが夜勤でいない満月の夜にしたことは・・・。 前半の疲れてやさぐれ気味のお母さんと 後半…

おばあさんのしんぶん

おばあさんの しんぶん 出雲市長だった岩國哲人さんの少年時代を描いた絵本。 尽きることのない知的好奇心と それを支えてくれる人たちとの素晴らしい出会い。 恵まれ過ぎた今の子たちにぜひ読んで欲しい絵本です。 遠目の効く優しい絵は大勢への読み聞かせ…

戸村飯店 青春100連発

戸村飯店 青春100連発 (文春文庫) 中1の息子が楽しそうに読んでいた本。 故郷を離れたことがある人はいろいろ感じることがありそう。 東京者の私は、外から見ると東京ってこんな感じなのかー と面白かったです。 家族のなんとも言えない距離感がなんとも言…

とうだい

とうだい (日本傑作絵本シリーズ) 他者を通じて自分の存在意義を認識していく灯台の成長にグッくる。 絵もストーリーも、とってもステキです。

いしゃがよい

いしゃがよい (幼児絵本シリーズ) エンさんと迷子のパンダ・ファンファンのお話。 時が経って立場が逆になっても、ずーっと仲良し。 繰り返しのリズムも心地よい、ホッコリ絵本です。 大人は、ファンファン&エンさんに自分を重ね合わせてじーん…。

地下鉄-Sound of colors

地下鉄 台湾発、世界中で人気上昇中の絵本作家ジミーさんの三部作・第3弾。 盲目の15歳の少女が地下鉄に乗って旅をするお話。 大胆かつ繊細&遊び心もある絵がとにかくステキな絵本です。 三部作の中で1番心に沁みました。 目は見えるけど、私にはちゃんと…

すえっこおおかみ

すえっこおおかみ 自己肯定感を高める。 子育てに一番大切な事がぎゅっと詰まったステキな絵本。 お父さんおおかみがカッコよくて、 すえっこおおかみがカワイイー!! すごいライバルや大きな勲章に潰されそうになった時、 親子で読んで欲しい絵本です。

クリスマス人形のねがい

クリスマス人形のねがい (大型絵本) いくつもの願いと偶然がひき起こすクリスマスの奇跡。 3つのストーリーが同時進行するかなり長めのお話しなのですが、 バーバラ・クーニーさんの絵の力で年長さんくらいでも しっかり理解できると思います。 『人形の家…

くろうまブランキー

くろうまブランキー(こどものとも絵本) すごく切ないけれど、こころ温まる絵本。 堀内誠一さんの絵がとってもステキです。 こんなクリスマス絵本もいいなぁ。

うまやのクリスマス

うまやのクリスマス クリスマス前にぜひ読みたい絵本。 マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの言葉と バーバラ・クーニーさんの絵。 文句のつけようがありません。 イエス誕生の夜を描いた静かな静かな物語。 華やかで楽しいクリスマスもいいけれど、 クリス…

すきになったら

すきになったら 繊細な絵がとっても素敵な絵本です。 誰かを好きになるって、まさにこんな感じ!! この気持ちがわかる小学生は なかなか、いないだろなぁ。 一番は〇〇、二番は△△、三番は… とかやってるようじゃね。