小学校高学年

うるうのもり

うるうのもり 絵とお話。どちらも引き込まれ方が半端ない! 切なくて、哀しくて、優しい。 何度も何度も読み返したくなる絵本です。

アンジェロ

アンジェロ 壁塗り職人のアンジェロと鳩のシルビアの温かい交流が丁寧に描かれたステキな絵本。 古い教会の修繕にかける職人としての誇りが素晴らしい。 傷ついたり弱ったりした時、互いを思いやる優しい気持ちにじーん…。 心がとっても温かくなる絵本です。

ケイティとひまわりのたね

ケイティとひまわりのたね (ケイティのふしぎ美術館) すごく素敵な発想の絵本! 美術館に展示してあった有名な絵画の中に引き込まれてしまう女の子ケイティ。 絵の中の人物たちも飛び出してきて大騒ぎ! 後期印象派の画家ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌの絵が…

かがみの孤城

かがみの孤城 天邪鬼なので流行りモノは5年くらい寝かせる事が多いのだが、夫に勧められて手にした本。 家事も育児も放ったらかしで一気に読んだ。 めちゃくちゃリアルな主人公の日常にファンタジーとミステリーが絡み合い、怒涛のラスト前と余韻を残す素晴…

日曜日島のパパ

日曜日島のパパ (ヴィンニ! 1) スウェーデン発の児童書。 ボーイッシュでやや早熟な8歳の女の子ヴィンニが主人公。 離婚して普段は離れて暮らすパパと過ごす夏休みのお話し。 ちょっと変わりもののパパがとってもいい味出してます。 子ども目線で書かれたス…

エンザロ村のかまど

エンザロ村のかまど (たくさんのふしぎ傑作集) 電気も水道もないケニアの村で、地元で調達できる材料で自分達で作れるかまどを考案し普及させた日本人女性のお話し。 焚火で一つのお鍋を煮ていた生活に大きな変化をもたらした三口のかまど。 飲み水を気楽に…

カエサルくんとカレンダー

カエサルくんとカレンダー (福音館の科学シリーズ) 可愛らしい絵とは裏腹にとっても中身の濃い絵本。 2月はなぜ短いのか? という主人公の疑問をカエサル君がものすごく分かりやすく説明してくれます。 大人も楽しめるほど知識が満載ですが、丁寧なイラスト…

あっちの豚こっちの豚

あっちの豚こっちの豚 佐野洋子さんの没後に発見された絵をもとに再出版された本。 文明社会にどんどん飲み込まれていく豚と、それに違和感を感じながら傍観している豚。 幽体離脱か?! みたいなホラーっぽさがすごくいいです。 自分にとっての幸せって何だ…

さいこうのいちにち

さいこうのいちにち (児童図書館・絵本の部屋) 成虫になったカゲロウが地上で生きられるのはわずか1日。 カゲロウの最初で最後の1日を美しい絵で描いた絵本です。 何もかもが最初で最後! 今、生きていることの凄さと命の儚さにじーん・・・。 今日という…

素数ゼミの謎

素数ゼミの謎 図書館で借りてこの本を読んでいた時にこのニュースが飛び込んできてビックリ! www.huffingtonpost.jp 長い歴史と算数からなる素数ゼミの複雑な背景がカラフルな絵とわかりやすい文章で書かれています。 子孫を残すという生き物の宿命。本当に…

栄光への大飛行

栄光への大飛行 飛行機で初めてドーヴァー海峡を渡ったルイ・ブレリオの伝記的絵本。 飛行機づくりの魅力に憑りつかれたパパの夢への挑戦物語! なんだけど、失敗しても大怪我しても、とぼけた表情のパパがユーモラスでかわいい。 レトロでお洒落な落ち着い…

森のおくから―むかし、カナダであったほんとうのはなし

森のおくから―むかし、カナダであったほんとうのはなし 作者の祖父が5歳の時にカナダで経験した本当のお話し。 繊細なタッチの絵ですが、ものすごく臨場感があり、何とも言えない静かな迫力。 ストーリーの展開が素晴らしく、食べるもの、食べられるもの、…

うみべのまちで

うみべのまちで 炭鉱の町で生きる家族を描いた映画みたいな絵本。 静かで、深い。

1999年6月29日

1999年6月29日 絵が大好きなデイヴィッド・ウィーズナーさんの絵本。珍しく文字が多い(というか普通の量)絵本ですが、起承転結がしっかりあって、すごく面白かった! 「空の上で野菜を育てるとどうなるか?」小学生の女の子が何ヶ月も試行錯誤して、ついに…

この本をかくして

この本をかくして 戦争で町の図書館が爆破され、図書館にあった本がすべて失われてしまう。 初っ端から、とっても悲しくてやるせないお話。 お父さんが図書館から借りていた本が唯一残る。 国を追われ、彼の地に逃げる時、何よりも優先して持っていった大切…

おじいさんの旅

おじいさんの旅 「旅」は、ぼくたちを異邦人にする・・・。 日本からアメリカに渡り住んだおじいさんの生涯を孫の作者が描いた作品。 実家にある古いアルバムを見ているような、懐かしさとワクワクが入り混じった何とも言えない気持ちになる大人の絵本です。…

スモーキーナイト ジャスミンはけむりのなかで

スモーキーナイト―ジャスミンはけむりのなかで (海外秀作絵本) 力強い絵と面白そうなタイトルに惹かれて借りてきた絵本。 読み進めるうちに1992年にロスアンゼルスで起きた暴動事件の夜を描いた絵本と気づいてビックリ。 人種差別と貧困、暴徒化する大衆…

ぼんさいじいさま

ぼんさいじいさま こんなに温かく死を描いた絵本ははじめて。 読後はなんとも言えない気持ちになりました。 繊細で美しく柔らかい絵、全ての生きものからほとばしる生命力、自然と共に生きてきたじいさまと生きものたちの優しい別れ。 いつか私にも、こんな…

こうえんで…4つのお話

こうえんで…4つのお話 (児童図書館・絵本の部屋) 同じ時刻に同じ公園に居合わせた4人(2組のゴリラの親子)。 公園で過ごした時のそれぞれの心情が4つのお話しとして語られています。 同じ景色が、人によって、その時の気分によって、まったく違うものに…

生きる(日本傑作絵本シリーズ)

生きる (日本傑作絵本シリーズ) 谷川俊太郎さんの静かで力強い詩と優しく温かい絵がとってもステキな絵本。 詩が絵を、絵が詩を引き立てあってグイグイと引き込まれます。 小さな子どもたちが「死にたくない」「絶対に死なないでね」と口にした時、 「お母さ…

こおり(たくさんのふしぎ傑作集)

こおり (たくさんのふしぎ傑作集) すごくワクワクする絵本。 透明な氷の作り方、色つき氷は作れるのか? など、身近な不思議からはじまって、地球をめぐる壮大な神秘に発展していきます。 サラッと読んだだけでは頭に入ってこないくらい難しいことを優しい色…

もしも地球がひとつのリンゴだったら

もしも地球がひとつのリンゴだったら (絵本地球ライブラリー) これは面白い!大きな宇宙。長~い歴史。なんとなーくわかっているけれど漠然としているもの。これらの縮尺を変えて身近なものに置き換えると、イメージがこんなに具体的に!!世界中のお金を1…

空へ

空へ (Sunnyside Books) お父さんが突然死んでしまった家族のお話し。 お母さんとお兄ちゃん、小さな妹との3人暮らしがはじまる。 6年生から中1になった陽介の多感な時期を描いた連作短編集。 様々な悩みや葛藤を抱えた同級生たちとの交流の中に、ちょっ…

マドレンカ

マドレンカ 絵が大好きなピーター・シス氏の作品。 乳歯がグラグラしてきた! というビッグニュースをご近所さんに知らせてまわる女の子のお話。 このご近所さんが国際色豊かですごい! ご近所一周が素晴らしい国際交流に! 個性的な登場人物が絵にピッタリ…

ぬすまれた月

ぬすまれた月 (レインボーえほん (3)) 1963年に出版された絵本のリニューアル版。 盗まれた月が次々と人手に渡り・・・。 月の満ち欠けを利用したストーリー展開が楽しい! 所々に差し込まれた科学的な説明もとっても分かりやすい。 時を経ても何ら変わらな…

おおきなかしの木

おおきなかしの木 (大型絵本) リスが落としたドングリから小さな芽をだした樫の木の一生を描いた絵本。 樫の木って、1000年も生きるのね~!! 動けない樫の木の周りに集うものたちが、大きな時間の流れを感じさせてくれます。 迫力のある美しい絵と静かなス…

まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん

まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん かわいい猫たちの版画絵がとてもステキな絵本。 友達がいない寂しさから過食に走り、太りすぎてしまった猫のお話。 土管にハマって抜けなくなってしまった猫の周りで繰り広げられる満月の夜の猫集会。 いろんな猫…

ミステリー-おいしい博物館盗難事件

ミステリー―おいしい博物館盗難事件 お洒落で繊細な絵がステキなミステリー絵本。 絵の中に謎解きのヒントがちりばめられているのだけれど、解くのはなかなかに難しい! 読後にもう一度、犯人の痕跡を探したくなりますよ。 主人公の子豚ちゃんの観察眼に感心…

12にんのいちにち

12にんのいちにち 同じ町に住む12人の一日を2時間おきに描いた絵本。 12人(ライオン・銅像含む)それぞれの1日をパラパラ漫画みたいに通して見たり、時間帯ごとにそれぞれの過ごし方を比べてみたり。 ページ下に描かれた通りの絵にも小ネタ満載!巻末…

アマガエルとくらす

アマガエルとくらす (たくさんのふしぎ傑作集) 都会でも大きな公園にいけば気軽に出会えるアマガエル。 あのアマガエルを14年間も飼い続けた人の物語。 そもそもアマガエルが14年も生きると知ってビックリ! 人間と心を通わせられると知ってさらにビック…