九月姫とウグイス

九月姫とウグイス (岩波の子どもの本) 1922年発表の童話。 これ以上女の子を産んだら殺される?! 八月姫も名前変わってないけど?! 窓を開けると美人になるのか?! と、とにかく突っ込みどころ満載なお話なのだが、武井武雄さんの絵がステキ過ぎて全てが…

アトリエのきつね

アトリエのきつね 絵本では、ちょっと悪意を持って擬人化されることが多いキツネ。 そんなキツネ像が覆される素敵な絵本です。 ありのままのキツネが写実的にたくさん描かれています。 その表情の愛おしいこと!! ノンフィクションのドキュメンタリーを観て…

この計画はひみつです

この計画はひみつです どことなくワクワクした大人たちが描かれた表紙とタイトルから壮大なSF絵本かと思いきや、ニューメキシコの名もない町に集められた優秀な科学者たちが極秘裏に作り上げたものは原子力爆弾。 1945年7月16日にニューメキシコの砂漠で行わ…

キオスクおばさんのひみつ

キオスクおばさんのひみつ (1979年) とにかく絵がステキな絵本です。 町のひろばにあるKIOSK(キオスク)で店番をするおばあさんと子どもたちの交流のお話し。 キオスクの装飾一つ一つについておばさんが教えてくれる秘密に夢中の子どもたち。 じゃあ、あれ…

でんごんでーす

でんごんでーす (講談社の翻訳絵本) 「そろそろ ばんごはんだから かえっておいで」 お母さん鳥から息子への伝言を個性豊かな鳥たちが次々と伝えていくお話。 その伝言のいい加減なこと!! いい加減さが鳥のキャラクターにマッチしていて面白い! 低学年に…

石たちの声がきこえる

石たちの声がきこえる 大きさ、色、形が様々な石を使って描いた絵?写真?が新鮮な絵本。 でも、この斬新な技法で作者が描き出す世界は、非常に厳しくて悲しくて切ない、シリア難民のリアルな現実…。 爆弾から命を守るためにあてもなく逃げる。 逃げる途中で…

サラちゃんとおおきなあかいバス

サラちゃんとおおきなあかいバス シンプルで優しいタッチの絵がとってもお洒落な絵本。 学校へ行くスクールバスが苦手なサラちゃん。 ある日、いつも一緒に学校へ行くお姉ちゃんがお休みし、サラちゃん一人でスクールバスに乗ることに…。 ビックリな展開にハ…

おうさまがかえってくる100びょうまえ!

おうさまがかえってくる100びょうまえ! 王様が出かけているすきに家来たちは王様の部屋で遊び放題やり放題! ところが、予定より早く王様の馬車が戻ってくるのが窓から見えて・・・。 王様が部屋へ戻るまで100秒! スピード感とバタバタ感がすごく楽しい絵本…

そして、ぼくは旅に出た。

そして、ぼくは旅に出た。: はじまりの森 ノースウッズ カメラマンを夢見る著者が世界的に有名な写真家に弟子入りしようと 「アポなし、金なし、知識なし、行く宛なし」で旅に出る冒険物語。 手がかりは写真集に載っていた自宅周辺の簡単な地図と小屋の写真…

ことばのかたち

ことばのかたち 折にふれ何度も読み返したい(子ども達にも読み返してもらいたい)絵本。 もしも言葉の形が、色が、目に見えたら・・・。 想像力が無限に膨らむ素晴らしい絵本です。 柔らかな水彩画がとっても綺麗。 いろんな言葉の形を想像すると自分が発し…

かしこいさかなはかんがえた

かしこいさかなはかんがえた 海で一番かしこい魚にもできないこと。 それは陸の上を歩くこと! 地球上で初めて(?)陸の上を歩いた魚のお話。 好奇心と諦めない気持ちが世界を変えた。 人間の祖先は猿ではなく魚だった!! カラフルな絵を楽しみつつ、生物…

23分間の奇跡

23分間の奇跡 (集英社文庫) かわいい表紙と読みやすい文章とは裏腹に・・・、お話の内容が怖ろしい~。 教育現場における洗脳が、かくも自然に短時間でできてしまうとは! そして、それをやってのけてしまう新任教師の実態がまた怖ろしい。 でもそう考えると…

ぼくのばしょなのに

ぼくのばしょなのに 大好きな刀根里衣さんの絵本。 こ・こ・こ・こ・これはカワイイ~! もうすぐお兄ちゃんになるククーの嫉妬と焦りに優しく寄り添うパパとママがとってもステキ! 自分の殻に閉じこもってしまった我が子の心を解きほぐすヒントがいっぱい…

このよでいちばんはやいのは

このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本) 世の中のいろんなもののスピードを比べる科学絵本。 そうだよねー! と思ったり、意外なものが意外と速かったりして面白い。 最後の発想がステキです。 大勢への読み聞かせでも盛り上がりそう!

世界でいちばんやかましい音

世界でいちばんやかましい音 ガヤガヤの都に住むギャオギャオ王子はやかましい事が大好き! 王子は誕生日のプレゼントに「世界一やかましい音が聞きたい」と言い出して…。 起承転結のある壮大なスケールのお話に釘付け! オチが最高に素敵です。 中高学年に…

うるうのもり

うるうのもり 絵とお話。どちらも引き込まれ方が半端ない! 切なくて、哀しくて、優しい。 何度も何度も読み返したくなる絵本です。

アンジェロ

アンジェロ 壁塗り職人のアンジェロと鳩のシルビアの温かい交流が丁寧に描かれたステキな絵本。 古い教会の修繕にかける職人としての誇りが素晴らしい。 傷ついたり弱ったりした時、互いを思いやる優しい気持ちにじーん…。 心がとっても温かくなる絵本です。

おおやまさん

おおやまさん (えほんのぼうけん57) 幼稚園のバスの運転手をしているおおやまさんは、いつもすごく怖い顔。 でもね、子ども達はちゃーんと見ているのです。 おおやまさんの本性を。 不器用なおおやまさんの本当の姿にグッとくる。 子どもの観察力って本当に…

ケイティとひまわりのたね

ケイティとひまわりのたね (ケイティのふしぎ美術館) すごく素敵な発想の絵本! 美術館に展示してあった有名な絵画の中に引き込まれてしまう女の子ケイティ。 絵の中の人物たちも飛び出してきて大騒ぎ! 後期印象派の画家ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌの絵が…

かがみの孤城

かがみの孤城 天邪鬼なので流行りモノは5年くらい寝かせる事が多いのだが、夫に勧められて手にした本。 家事も育児も放ったらかしで一気に読んだ。 めちゃくちゃリアルな主人公の日常にファンタジーとミステリーが絡み合い、怒涛のラスト前と余韻を残す素晴…

日曜日島のパパ

日曜日島のパパ (ヴィンニ! 1) スウェーデン発の児童書。 ボーイッシュでやや早熟な8歳の女の子ヴィンニが主人公。 離婚して普段は離れて暮らすパパと過ごす夏休みのお話し。 ちょっと変わりもののパパがとってもいい味出してます。 子ども目線で書かれたス…

エンザロ村のかまど

エンザロ村のかまど (たくさんのふしぎ傑作集) 電気も水道もないケニアの村で、地元で調達できる材料で自分達で作れるかまどを考案し普及させた日本人女性のお話し。 焚火で一つのお鍋を煮ていた生活に大きな変化をもたらした三口のかまど。 飲み水を気楽に…

ぼくのおじいちゃん

ぼくのおじいちゃん 見開きで半分ずつ、ぼくのおじいちゃんの生活と同じアパートに暮らす働き盛りのライトさんの生活が描かれた絵本。 おじいちゃんの暮らしの豊かで楽しそうなこと! おじいちゃんも若い頃はライトさんみたいに暮らしてたのかな? 私もこん…

うちのねこちゃん

うちのねこちゃん (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 7) おしゃれが大好きなねこちゃんのちょっとロマンチックなお話し。 パステルカラーの優しい絵がとってもかわいい! おしゃまで気分屋のうちのねこちゃん。 猫好きにはたまらない絵本です。

たまごってふしぎ

たまごって ふしぎ (講談社の翻訳絵本) 版画のような独特の風合いの絵に釘付け! どのページもポスターにして飾りたくなるようなお洒落な絵本。 原題『Who's In The Egg?』の通り、いろんな卵からいろんな生き物が産まれてきてワクワク。 科学絵本ではないけ…

夏がきた

夏がきた 海辺の田舎町におとずれた夏を鮮やかに描いた素敵な絵本。 細やかに描き込まれたディテールが郷愁を誘います。 抜けるような青い空がまさに夏!! 夏の音を探してみたくなりますよ。 夏休み前にピッタリの絵本です。

ボタン

ボタン クローゼットの中の缶に保管されていたお母さんのボタン。 いろいろなボタンを手に取りながら、若かりし日のお母さんの思い出を空想する女の子。 個性的なボタンって、ホントにノスタルジック! 女の子の気持ちがわかるわー。 お洒落好きな子はきっと…

カエサルくんとカレンダー

カエサルくんとカレンダー (福音館の科学シリーズ) 可愛らしい絵とは裏腹にとっても中身の濃い絵本。 2月はなぜ短いのか? という主人公の疑問をカエサル君がものすごく分かりやすく説明してくれます。 大人も楽しめるほど知識が満載ですが、丁寧なイラスト…

あっちの豚こっちの豚

あっちの豚こっちの豚 佐野洋子さんの没後に発見された絵をもとに再出版された本。 文明社会にどんどん飲み込まれていく豚と、それに違和感を感じながら傍観している豚。 幽体離脱か?! みたいなホラーっぽさがすごくいいです。 自分にとっての幸せって何だ…

ざっそうの名前

ざっそうの名前 (福音館の科学シリーズ) 刺繍で丁寧に描かれたたくさんの雑草たちがとっても愛らしい絵本。 刺繍の表現力がすごくて見入ってしまいます。 暑~い夏、スイカを食べたら雑草探しへGO~!