犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない
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犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)
「命」をテーマにした6年生へのブックトークで紹介予定の本。
愛媛県動物愛護センターの職員の方たちの日常を追ったノンフィクション。
飼い主からお払い箱にされたペットたちの殺処分の仕方などが、
淡々とリアルに描かれている。
職員の方々の深い愛情とその辛さに、涙・・・。
センターに引き渡した犬の元に戻ってきた子どもたちが、
「写真撮り忘れちゃった!」と殺処分される元愛犬と記念撮影をして
再び去っていくエピソードには怒りの涙・・・。
声が震えずにちゃんと紹介できるか、かなり不安な一冊ではあるが、
6年生には、ペット大国ニッポンのこの現実をしっかりと知ってもらいたい。
ペットを飼っている、または飼おうと思っている人は必読の本です。