あたまをなくしたおとこ
~情報収集はAmazonで、購入は本屋さんで~
「あるあさ、おとこが おきたら、 あたまが なかった。」
表紙の絵と冒頭の一文だけでガッツリ本の世界に引き込まれます。
奇想天外なストーリーと巧みな言葉あそびが楽しい!
ロバート・マックロスキーさんの描くモノクロの絵も雰囲気にピッタリです。
なくなった頭がどんな頭だったかを事細かく聴取されるシーンがあり、
自分の頭の紛失届を作ってみたくなりますよ。
大勢への読み聞かせでも盛り上がりそう!
それにしても、どこで頭をなくしたのか、頭がないので記憶がなく、
昨日、自分が何をしていたのか周りの人に教えてもらうって、
最悪の二日酔いで目覚めた朝に似ていなくもないな・・・。