~情報収集はAmazonで、購入は本屋さんで~


むこう岸


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むこう岸

むこう岸

裕福な家庭で毒親に育てられた少年と貧困家庭で生活保護をもらって暮らす少女が登場人物のお話。

読み初めは「おぅ、またこのパターンか…」と思ってしまったのだが、読み進めるうちに止まらなくなってしまった。

生活保護という人からの施しで生きていくことへの罪悪感やそれによって受ける差別、妬みに対するやり場のない怒り。あきらめなければいけない将来の夢。

常に努力と結果を出し続けることを求められて苦しむ少年の葛藤。敷かれたレールを走り続けてもみえてこない将来の夢。

いわゆる「親ガチャ外したわ」な中学3年生の2人が出会い、互いの境遇の違いに愕然とする様がとてもリアルに描かれています。

ラストが泣けた…!

 

子どもには、受け入れてくれる大人との出会いが本当に大切。私もそんな大人でありたいと強く感じた本です。

理解は、まず互いを知ることから!

あっち岸にも、こっち岸にもいない子どもたちに1番読んでもらいたいかも。