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キオスクおばさんのひみつ

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キオスクおばさんのひみつ (1979年)

とにかく絵がステキな絵本です。

町のひろばにあるKIOSK(キオスク)で店番をするおばあさんと子どもたちの交流のお話し。

キオスクの装飾一つ一つについておばさんが教えてくれる秘密に夢中の子どもたち。

じゃあ、あれは?? と絵を見ながらどんどんお話しに引き込まれます。

それにしても何て素敵なキオスク!!

今も実在しているらしい。行ってみたい~!!!

oldcastiron.blogspot.com

 

 

でんごんでーす

でんごんでーす (講談社の翻訳絵本)

でんごんでーす (講談社の翻訳絵本)

「そろそろ ばんごはんだから かえっておいで」

お母さん鳥から息子への伝言を個性豊かな鳥たちが次々と伝えていくお話。

その伝言のいい加減なこと!!

いい加減さが鳥のキャラクターにマッチしていて面白い!

低学年には大ウケ絵本として、高学年には情報って、こんな風にメチャクチャに伝わっていくんだよと警鐘を鳴らす本として紹介できます。

遠目の効く絵と5分で読める手軽さは大勢への読み聞かせにもオススメです。

 

石たちの声がきこえる

石たちの声がきこえる

石たちの声がきこえる

大きさ、色、形が様々な石を使って描いた絵?写真?が新鮮な絵本。

でも、この斬新な技法で作者が描き出す世界は、非常に厳しくて悲しくて切ない、シリア難民のリアルな現実…。

爆弾から命を守るためにあてもなく逃げる。

逃げる途中でも命を落とす仲間たち。

石のように、ズッシリと重い絵本です。

たくさんの子どもたちに手に取ってほしい。