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希望の牧場

希望の牧場 (いのちのえほん23)

希望の牧場 (いのちのえほん23)

東日本大震災後の原発事故で「立ち入り禁止区域」に指定された牧場で、被爆した牛たちを世話し続ける牛飼いを描いたノンフィクション絵本。

無駄な装飾や大人目線の説教臭さが一切ない、ストライクゾーンど真ん中の直球絵本です。

牛飼いさんと森絵都さんの潔さを余すところなく表現した絵も素晴らしく、絵本の力を感じます。

 

これは希望なのか?

生きている意味とは?

食べられない肉牛にはなくて、私にはあるのか…?

いろんなことを考えさせられます。

命のブックトークに追加決定。

 

希望の牧場のその後はコチラで知ることができます。

希望の牧場・ふくしま (@kibounobokujyou) on Twitter

 

あたごの浦

あたごの浦―讃岐のおはなし (こどものとも傑作集)

あたごの浦―讃岐のおはなし (こどものとも傑作集)

ジワる絵本とはまさにこのことか! という感じの絵本です。

個性的な絵がなんとも雄大で素晴らしく、方言の語りに癒され、魚やタコの一発芸と拍手喝采とともに囃し立てる「妙々々々々々」というかけ声がジワジワと面白い。

読後はみんなで、あたごの浦ごっこだね!

 

こわがりやのクリスだっしゅつだいさくせん

こわがりやのクリス だっしゅつだいさくせん

こわがりやのクリス だっしゅつだいさくせん

こわがりやのクリスの用心深さが何とも可愛らしくて笑いを誘います。

完全なる引きこもりなんだけど、それなりに幸せそうだし、別に誰にも迷惑をかけていない。

この引きこもりへの肯定感は作者のプロフィールを読んで納得!

大事件が起きてクリスの引きこもり生活に大きな変化が起きるのだが、端から見るとものすごいマイナーチェンジっぷりで、それもまたカワイイ。