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こちら『ランドリー新聞』編集部

こちら『ランドリー新聞』編集部 (世界の子どもライブラリー)

こちら『ランドリー新聞』編集部 (世界の子どもライブラリー)

教育に対する情熱を失い、授業を放棄しているラーソン先生が、友達を1人も作らない転校生のカーラが張り出した手作り新聞の社説を読んで衝撃を受け…。

言葉によって情報や意見を伝えることの重さや表現の自由の重要性、みんなで共同作業をする過程などなど、学級新聞づくりを通じて子どもたちが自発的に考え、学んでいく姿が生き生きと描かれた本。

読むだけで素晴らしいアクティブラーニングが疑似体験できます!!

SNSなどで個人が気軽に情報発信できる時代だからこそ、たくさんの子どもたちに読んで欲しい本です。

 

あと少し、もう少し

あと少し、もう少し

あと少し、もう少し

部員が足りない小さな陸上部が、6人で襷を繋ぐ駅伝大会で県大会出場を目指すお話。

まるで駅伝を見ているような、リレー形式で語られる6人のストーリー。

あの日、あの時、同じ場面でのそれぞれの心情が別々の語り手によって語られ、全てのピースがハマっていく感覚が心地いい。

ページをめくる手が止まらず、一気に読了。

目一杯背伸びした多感な中学生の思いに涙…。

そうだよね、中学生って、ホントにこんなだよね! と激しく共感。

陸上部新顧問の上原先生がいい味出してます。

女子の登場人物はほとんどいないけど、女子も好きそうな本です。

読後、タイトルが想像していたのとは真逆の意味だと気づく。なるほど、そういうことか!

 

中学生にはこちらもオススメです。

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

 



月とアポロとマーガレット

月とアポロとマーガレット: 月着陸をささえたプログラマー (児童図書館・絵本の部屋)

月とアポロとマーガレット: 月着陸をささえたプログラマー (児童図書館・絵本の部屋)

今からちょうど50年前、人類がはじめて月に足を踏み入れたアポロ11号の成功を裏で支えた女性の伝記絵本。

あの時代に! NASAの! コンピュータープログラミングの責任者が! 女性だったとは!!!

何にでも興味を持ち、ハテナ?がいっぱいのマーガレット。

お勉強しているマーガレットの絵が本当に楽しそうで、数学が苦手な私まで幾何の勉強をしたくなってしまった。

勉強は楽しい!  楽しく勉強したことが人類の歴史を変える! いうことがワクワク伝わる絵本。

中高学年への読み聞かせによさそうです。