ジョージと秘密のメリッサ
トランスジェンダーの10歳の子どもが主人公のお話。
性の多様性に関する本を探していて出会った本。
ジョージのことを「女の子の心を持った男の子」ではなく「男の子の体で生まれてしまった女の子」という認識で読むと、その苦しさと嬉しさがよ〜くわかります。
物語の柱になっている学芸会の演目が『シャーロットのおくりもの』なので、この本の前に読んでおくといいですよ。
タンタンタンゴはパパふたり
ジャーニー国境をこえて
カラフルでお洒落な表紙からは想像もつかない、過酷で厳しい難民家族のお話。
戦争でメチャクチャになった祖国を捨て、必死にこえた国境の先には、終わりの見えない長い長い旅が・・・。
大切なものをいっぱい詰めた大量の荷物が、旅の途中でどんどん少なくなっていく様子に胸が苦しくなります。
高学年のブックトークで紹介したい絵本です。