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スモーキーナイト ジャスミンはけむりのなかで

 

スモーキーナイト―ジャスミンはけむりのなかで (海外秀作絵本)

 

mametsubu-ehon.hatenablog.com

以前紹介した絵本です。

昨年、6年生への多様性のブックトークでも紹介しました。

あのとき、この絵本を読んでくれた子たちは、きっと今、「また同じ事が起こっている!」と気づいてくれているかな・・・?

 

なぜ、同じことが繰り返されるのか。

とても易しい言葉でわかりやすく書かれた記事。

note.com

 

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

外出自粛につき、長らく我が家の本棚に置かれていた本をやっと読んだ。

著者は、イギリスに住む元底辺託児所の職員で、現・元底辺中学校に通う息子のお母さん。
忌憚ないリアルなお話が面白くて一気読み!
時事ネタ満載なので、積本にせずもっと早く読めばよかった~と激しく後悔。

イギリスならではの話も多いけれど、私はむしろ、同世代の子を持つ親としての「あるある感」が多いことにビックリ。
この本に書かれていることは、まさに今、日本でも問題になっていることばかり。

遠い国のこととはとても思えなかった。

日本と全然違うなぁと一番感じたのは、ティーンエイジャーたちのグレタさんへの共鳴度合い。これが日本が環境後進国と言われる所以か・・・。

著者の息子さんをはじめとする若者たちのたくましさがとっても嬉しい!

未来は君らの手の中。

 

たまたま同時期に読んだこの記事も面白かったです。

茶色の朝

茶色の朝

茶色の朝

外出自粛のお供にオススメの本。

ファシズムの始まりを淡々と描いたフランスのベストセラー小説。

「茶色の猫しか飼ってはいけない」という政府からのお達しに違和感を感じながらも、何となく受け入れ続けてきた「俺」の運命やいかに…。

人々の事なかれ主義、思考停止、無関心を利用して意のままに操る全体主義者たち。

 

今、私は「俺」になっていないか。

常に確かめ続けなければ、私もいつか茶色の朝を迎えるだろう。