ヴァイオレット・エヴァーガーデン
人生2回目のライトノベル読み。
そもそも、ラノベって何だ?? と調べてみると…、明確な定義はないらしい。
共通する大きな特徴は、登場人物のビジュアルを設定してキャラクターイメージを固定することかな?
この本はアニメの原作。
オタク娘に勧められ、アニメを観て泣いて、映画を観て泣いて、原作小説を読んで泣いた。
時間をかけて、自分自身と向き合って、ゆっくりと言葉にしていく誰かへの想い。
書けない手紙、出せない手紙、返事の来ない手紙。
いつでもどこからでもスマホで送って即レスを求めるのとは真反対。手紙っていいなぁとつくづく思います。
アニメにはない展開やお話が沢山あって、アニメファンも大満足間違いなし!!
これがデビュー作とは思えないくらい文章も良いです。
どんなに早熟でも小学生で読むのはもったいないので、中高生にオススメ。
定価は648円です。
Amazonのぼったくり価格に騙されないように!!
※ 学校の朝読書タイムに読んだ娘は、毎朝号泣して周りから心配されたようです。朝読書には向かないかもしれません…。
はかれないものをはかる
数値化できない様々なものの量?長さ?重さ?を想像しながら自分自身を見つめ直せる軽やかでズッシリ重たい絵本です。
思春期の中学生娘にも成人ちょい前の高校生息子にもテレワーク疲れの夫にもオススメ。
お題を読んで目一杯妄想した後は、心がちょっと軽くなってます。
本好きの方へのプレゼントにもピッタリですよ。
レッド あかくてあおいクレヨンのはなし
本当は青なのに赤色の紙を巻かれたクレヨンが主人公のお話。
赤色を描くことを期待し励ます仲間と期待に応えられずに苦しむレッド。
本当の自分に気づいたレッドの喜びとそれを受け入れる仲間が素敵です。
LGBTの人の気持ちがクレヨンたちのやり取りを通じてとてもよくわかります。
絵本って、すごいなぁ。