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小学校低学年

くまさんの おたすけ えんぴつ

くまさんのおたすけえんぴつ この絵本、好きだわ~。 クッキリとしたカラフルな絵がお洒落な絵本。 冷静な横顔のくまさんが、正面を向いた表情が最高にカワイイ! くまさんが淡々と歩く怪しげな森とシンプルな物語のミスマッチがすごく楽しいです。

ミステリー-おいしい博物館盗難事件

ミステリー―おいしい博物館盗難事件 お洒落で繊細な絵がステキなミステリー絵本。 絵の中に謎解きのヒントがちりばめられているのだけれど、解くのはなかなかに難しい! 読後にもう一度、犯人の痕跡を探したくなりますよ。 主人公の子豚ちゃんの観察眼に感心…

ソーニャのめんどり

ソーニャのめんどり 3羽のひよこをもらい、大切に立派なニワトリに育ててきたソーニャ。 ある晩、鳥小屋に忍び込んだキツネに大好きなニワトリが食べられてしまいます。 ソーニャが本当に一生懸命、鳥たちのお世話をする様子が丁寧に描かれているので、ニワ…

ゆきのひ

新装版 ゆきのひ (講談社の創作絵本) 雪国の長く厳しい冬の一日を描いた字のない絵本。 表紙とほぼ同じ構図で定点観測のように駅舎の一日を描いていきます。 自然との共存、人とのふれあい。 字がないことで、その静けさが際立ちます。 優しい、ぬくもりのあ…

はなうたウサギさん

はなうたウサギさん 力強い線とキレイな色彩に惚れ惚れしてしまう版画絵本。 小動物の可愛らしさとは対照的に、見開きページいっぱいに描かれた大型動物の迫力がスゴイ!! ウサギさんの いい意味での いい加減さ&ポジティブさは、真面目すぎたり心配性な子…

12にんのいちにち

12にんのいちにち 同じ町に住む12人の一日を2時間おきに描いた絵本。 12人(ライオン・銅像含む)それぞれの1日をパラパラ漫画みたいに通して見たり、時間帯ごとにそれぞれの過ごし方を比べてみたり。 ページ下に描かれた通りの絵にも小ネタ満載!巻末…

きんぎょのおつかい

きんぎょのおつかい 与謝野晶子さんが童話を書いていたとは知らなかった! 三匹の金魚が電車に乗って新宿から御茶ノ水までおつかいに行くお話。 フィクションだから、金魚たちがどんな風におつかいするのかとワクワクしながら読み進むと・・・、フツーに水が…

アマガエルとくらす

アマガエルとくらす (たくさんのふしぎ傑作集) 都会でも大きな公園にいけば気軽に出会えるアマガエル。 あのアマガエルを14年間も飼い続けた人の物語。 そもそもアマガエルが14年も生きると知ってビックリ! 人間と心を通わせられると知ってさらにビック…

いわしくん

いわしくん 生き生きとした いわしくん の表情からは想像できない展開の食育絵本。 短い文章と温かいい絵でいわしくんの一生を描いています。 ラストページがすっごくいい!! 遠目の効く絵は大勢への読み聞かせ向きです。 どんなにゆっくり読んでも3分以内…

おおかみだってきをつけて

おおかみだって きをつけて 「3びきのこぶた」「7ひきのこやぎ」「赤ずきん」をモチーフにしたパロディ絵本。 こぶたや子ヤギ、赤ずきんちゃんの邪悪な表情が最高! 狼が持っていたぬいぐるみや結局狼が食べた夕食、翌日の狩りに携帯した4冊目の絵本などな…

まめまめくん

まめまめくん キレイな色使いとカワイイ絵がとってもお洒落な絵本。 マッチ箱で眠れるくらい小さな まめまめくん。 家の中では元気いっぱいに楽しく過ごせていたけれど・・・、 初めて外の世界に踏み出したら、周りと違い過ぎて共同生活ができない。 友達が…

雪の上のなぞのあしあと

雪の上のなぞのあしあと (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) 北国の動物園の冬。閉園している間もせっせと働いている飼育員さんが夜中に見たものは…。 豪雪地帯は冬の間、動物園が閉園するのか〜とまず驚き、足跡の正体と原因にいたく納得。 雪が降らない…

ごきげんいかが がちょうおくさん

ごきげんいかが がちょうおくさん (世界傑作童話シリーズ) がちょうおくさんの天然キャラがとっても楽しい本。 一人読み入門にぴったりですが、思いのほか深い内容で大人が読んでも感じるものが多々あります。 親子で読み聞かせが一番いいかも!

わたしが母さんなら

わたしが母さんなら お母さんに、自分の理想のお母さん像を延々と語る女の子のお話。 次から次へと出てくる主人公の願望が楽しい! おしゃまでお転婆な娘は激しく共感していました(我が家の場合、実現済みの願望も多々ありましたが…)。 お母さんのオチがと…

あま〜いしろくま

あま~いしろくま (PHPにこにこえほん) おやつが大好きなしろくまくんのおやつ愛がスゴイ絵本。 カラフルな絵がとにかくカワイイ! ページをめくるたびに、とっても幸せな気分になれますよ。

魔法の夜

魔法の夜 (講談社の翻訳絵本) フランスの歌手ドミニク・マルシャンが20歳の時に作った歌を絵本化した作品。 クリスマスの夜に孤独で貧しい老人に起きた素晴らしい出来事。 魔法が使える犬に老人がただひとつ、願ったことは・・・。 優しいタッチの絵と心が…

モーゼスおばあさんの四季

モーゼスおばあさんの四季―絵と自伝でたどるモーゼスおばあさんの世界 20世紀にアメリカで最も愛された画家、グランマ・モーゼスの自伝と作品をまとめた絵本。 モーゼスおばあさんの絵が見つけ出されて世に出た時、おばあさんはすでに79歳。 日々の暮ら…

この世界いっぱい

この世界いっぱい 大きめサイズの見開きいっぱいに描かれた絵が本当に素晴らしい絵本。 豊かな自然と大切な人たちがこの世界にいっぱい! ページをめくるたびにいろんなことを感じさせてくれます。 残念ながら日本語訳が私にはしっくりこなかったので、この…

グリンピースのいえ

グリンピースのいえ 素朴で温かみのある絵がステキな絵本です。 グリーンピースの缶で作った玄関からカエルの家に入っていくと・・・、 たくさんの部屋に楽しそうなアイテムがいっぱい! でも、最後のページでドキッ!! ギクッ!! 地上の何もない静けさと…

空からのぞいた桃太郎

空からのぞいた桃太郎 勧善懲悪モノに修正されていない本来の(?)『桃太郎』をそのまま俯瞰図で描いた絵本。 修正済みの桃太郎と一緒に読むと面白い。 全ページ俯瞰図にこだわらなくてもいいような気もするが、これはこれで、ドローンの空撮みたいで面白い…

おはなをあげる

おはなをあげる (ポプラせかいの絵本) 字のない絵本ですが、しっかりとしたストーリーがあり、たくさんのことを感じさせてくれます。 女の子の表情がなんとも言えずいい! 読み手の想像力を掻き立てる絵がとっても素敵な絵本です。

ちゃいろいつつみ紙のはなし

ちゃいろいつつみ紙のはなし (世界傑作童話シリーズ) 表紙のイメージそのままの、素朴でお洒落であったかい絵本。 包みを大切に剥がして、包装紙をいろんなことに使っていた子どもの頃を思い出しました。あの頃は、心のゆとりがあったな~、物を大切にしてい…

明日もいっしょにおきようね-捨て猫、でかおのはなし

明日もいっしょにおきようね─捨て猫、でかおのはなし 岐阜県の保健所で実際にあった本当のお話。 ウソみたいな奇跡がでかおに起きた! でも、こんな奇跡が起きる事が問題なんだ。 そして、同じ運命になったほとんどのペットには、この奇跡は起きないんだ。 …

こうえん

こうえん 見開き2ページに1つの詩が描かれた、とってもステキな詩集絵本。 クスッとしたり、ドキッとしたり、グッときたり、ほんわかしたり。 ちょっと大人な目線に早熟な子はハマりそう。 どこにでも見られる光景が新鮮に見えてきますよ!

水曜日の本屋さん

水曜日の本屋さん 学校がお休みの水曜日に本屋で出会うおじいさんと女の子のお話し。 静かなストーリーと絵が、異世代の交流を温かく描き、 女の子の優しい気持ちがじわーっと伝わります。 二人を見守る本屋さんもとってもステキです。

火曜日のごちそうはヒキガエル

火曜日のごちそうはヒキガエル―ヒキガエルとんだ大冒険〈1〉 (児童図書館・文学の部屋) 冬眠を中断して真冬の森へ飛び出したヒキガエル。 ミミズクに捕まってしまい、命のカウントダウンがスタート! ハラハラ・ドキドキの展開と楽しいティータイムのコント…

みずうみにきえた村

みずうみにきえた村 少女が幼少期を過ごした美しい村がダムの底に沈められてしまうお話し。 少女の視点から淡々と語られるストーリーとバーバラ・クーニーさんの優しい絵が、消えた村の素晴らしさを引き立てます。 いろんな想像力をかき立てるラストが本当に…

カガカガ

カガカガ―ふしぎなことがいっぱいのとおいむかしのものがたり (こどものとも世界昔ばなしの旅) タイトルと表紙に惹かれて借りてきた絵本。 副題「ふしぎなことがいっぱいのとおいむかしのものがたり」通りの絵本です。 北アメリカの先住民族、ウィネバゴ族の…

ロベルトのてがみ

ロベルトのてがみ 今からちょうど50年前に出版されたマリー・ホール・エッツ氏の絵本。 メキシコからアメリカへ移り住んできた家族の様々な葛藤が描かれています。 英語がわからなくて怒られてばかりのロベルトが、 言葉を習得した時の喜びに胸が熱くなり…

いっぽんの鉛筆のむこうに

いっぽんの鉛筆のむこうに (たくさんのふしぎ傑作集) お絵かきしたり勉強したり、毎日お世話になっている身近な文具・鉛筆。 その鉛筆が作られる過程が詳細に描かれた写真絵本です。 スリランカの鉱山で掘り出された黒鉛が芯になり、 アメリカの山脈で切り出…