あと少し、もう少し

あと少し、もう少し

あと少し、もう少し

部員が足りない小さな陸上部が、6人で襷を繋ぐ駅伝大会で県大会出場を目指すお話。

まるで駅伝を見ているような、リレー形式で語られる6人のストーリー。

あの日、あの時、同じ場面でのそれぞれの心情が別々の語り手によって語られ、全てのピースがハマっていく感覚が心地いい。

ページをめくる手が止まらず、一気に読了。

目一杯背伸びした多感な中学生の思いに涙…。

そうだよね、中学生って、ホントにこんなだよね! と激しく共感。

陸上部新顧問の上原先生がいい味出してます。

女子の登場人物はほとんどいないけど、女子も好きそうな本です。

読後、タイトルが想像していたのとは真逆の意味だと気づく。なるほど、そういうことか!

 

中学生にはこちらもオススメです。

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

 



月とアポロとマーガレット

月とアポロとマーガレット: 月着陸をささえたプログラマー (児童図書館・絵本の部屋)

月とアポロとマーガレット: 月着陸をささえたプログラマー (児童図書館・絵本の部屋)

今からちょうど50年前、人類がはじめて月に足を踏み入れたアポロ11号の成功を裏で支えた女性の伝記絵本。

あの時代に! NASAの! コンピュータープログラミングの責任者が! 女性だったとは!!!

何にでも興味を持ち、ハテナ?がいっぱいのマーガレット。

お勉強しているマーガレットの絵が本当に楽しそうで、数学が苦手な私まで幾何の勉強をしたくなってしまった。

勉強は楽しい!  楽しく勉強したことが人類の歴史を変える! いうことがワクワク伝わる絵本。

中高学年への読み聞かせによさそうです。

 

江戸のお店屋さん

江戸のお店屋さん (ほるぷ創作絵本)

江戸のお店屋さん (ほるぷ創作絵本)

江戸時代の大通りにズラリと並ぶいろいろなお店屋さんの様子を見やすい絵とわかりやすい説明で丁寧に描いた絵本。

今も浅草あたりで売っていそうな馴染みのある品もあれば、用途不明のモノもあり興味深い。

湯屋がすっごくステキ!!  こんな銭湯に行ってみたい〜!

時代小説を読んでもいまひとつビジュアル化できなかった江戸の町が本の中にギッシリ詰まっています。

シリーズで読めばプチ江戸博士。

絵本の力を感じる絵本です。